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ipo株の見方・チェックするポイント。初値だけでなくセカンダリやその後にも通用するポイント。

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ipo株の見方・チェックするポイント

  • 銘柄コードと企業名(企業のホームページを見ておく)
  • bb期間(ブックビルディング期間、抽選申込期間)
  • 上場予定の市場区分 (東証プライム市場、東証スタンダード市場、東証グロース市場、名証、札証など)(東証プライム市場や、東証グロース市場だと初値が上昇しやすい)
  • 上場日の日程 (他のipoと被ってないほうが需給にとって良い)
  • 公募株式数、売り出し株式数、OA分の株式数(抽選枚数、当選枚数が少ない方が高騰しやすい。)
  • ストックオプション数(潜在株式は株の希薄化要因なので株式数、行使価格や、行使できる期間を見ておく)
  • 全株式数、時価総額、吸収金額(発行済み株式数や吸収金額は少ない方が高騰しやすい。時価総額も小さいほうがマネーゲームの対象になりやすく高騰しやすい。)
  • 事業内容と過去の業績(売上高や利益率、ROA、ROE、PSR、キャッシュフロー、今後の成長性、応用性、成長するスピード等)(業績に伸び、勢いがあるほど高騰しやすい。事業内容にテーマ性があったり国策が絡むと高騰しやすい)(ユニークな独自性のあるビジネス、最新のテクノロジーを利用したビジネス。AI、量子コンピューター、半導体、脱炭素、水素、省エネルギー、ゲノム編集、ブロックチェーンなど)(その他、IR材料の出やすさなど)
  • 社長(経営者)の株保有率、経歴、人柄。(社長の株保有率が高い、年齢、有名な大学を卒業している、有名な企業に勤めていた、ビジネスへの情熱、インタビュー記事での発言内容など)
  • 株主構成を見てVC(ベンチャーキャピタル)の保有率がどの程度か、ロックアップ期間やロックアップ解除条件、売り出し割合など。(VCの売出割合が高い場合は早く売り抜けたいとの思いが透けて見える。VCが多く保有している場合、将来的な売り圧要因になる。)
  • その他の株主のロックアップ期間の状況(すべての株主に解除条件なしで90日、もしくは180日間のロックアップがかかっていた方が直近の売り圧が減り株の希少性が高まる)
  • PER(株価収益率)(過去の業績と将来の業績を比較、予想して妥当な水準かどうか見る)
  • PBR(株価純資産倍率)(過去の業績と将来の業績を比較、予想して妥当な水準かどうか見る)
  • PSR(株価売上倍率)
  • 設立年、従業員数、上場して得た資金の使途。(設立年は新しいかどうか?従業員数は適正か?上場で集めた資金は何に使うのか?)
  • 公募で発行される株と売り出し株の比率、発行済み株式数と公募株数の比率。(既存株主の売り抜け目的でないか?上場ゴールでないか?)
  • (発行済み株式数+ストックオプション数)×株価=時価総額(潜在株式を含めた場合の時価総額)時価総額を今後数年、短期間で達成できそうな予想当期利益で割ってみる。また長期で達成できそうな予想当期利益で割ってみる。
    時価総額÷今後成長した場合に予想される利益額=予想PER(成長までの期間などを勘案して割安かどうか人気が出そうか判断する。)
  • 上場済みの類似企業との比較する。

その他、チェックするポイント

  • 短期的な目線(初値やデイトレード)と長期的な目線で(5年、10年、20年スパンでの長期投資)考える。
  • 企業のポテンシャル。どこまで大きくなるか(どこまで成長するか、売上高、利益の成長余地あるか)。市場の規模が大きいか。
  • 業績がいい。業績に勢いがあるか。売り上げ伸び率は高いか、売り上げは落ちにくいか、一時的特需の発生でないか、ブレやすくないか、ストック型収益か。
  • 新しいビジネスか。新しい産業か。古いものを置き換きかえていけるか?
  • 次世代のスタンダードになりえるか
  • 時代にのっている分野かどうか。テーマ性があるか。儲けやすい分野か。成長分野か。
  • 持続可能なビジネスか?今後も拡大していくか?
  • 独自性があるか、ユニークなビジネスか。代替がきかないか。陳腐化しないか。
  • オンリーワンか。業界NO1か。ライバルはいるか。
  • 差別化できる要素、参入障壁はあるか。競争優位性があるか
  • 独占や寡占できるか。爆発的需要の増加とそれを独占できるかどうか。
  • 国内、世界シェアは高いか、国際競争力はあるか。
  • 特許や技術力があるか、技術革新的か。技術は他に応用がききそうか。
  • 社長(経営陣)が優秀か。優秀な人材が集まっているか。経営陣は拡大させる意思があるか。上場ゴールでないか。情熱、モチベーションはあるか
  • コストが安いか、大量に作れるか、ばら撒けるような業態か。
  • 知名度があるかブランド力があるか。
  • 子会社や出資先の状況はどうか。
  • 国策か(国策の場合、景気が悪くなった場合の業績の下支えが期待される。)
  • 国や大手企業との連携はコネクションはあるか。
  • 災害に強いか、不況に強いか。
  • IR材用の出やすさはどうか、IRに積極的か、株価を気にかけているか、株主を軽視しない企業かどうか。
  • 企業の評判、採用サイトの中身
  • 転職サイトでの評価
  • 企業や経営者のインタビュー記事や過去の記事など
  • 成長までの期間はどのくらいか。
  • VCや機関投資家の動向はどうか。
  • 配当金の有無
  • 株主優待の有無

ipo株の初値を左右する重要な要素。

  • 需給が一番大事。需給で決まる。売る人がいない、希少であるほど初値は高騰しやすい。

その他

  • IPO株とは何かについてはこちら
  • IPO株投資の今後についてはこちら
  • 公募割れするIPO株銘柄の特徴、要素についてはこちら

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