ipoについて
- ipo(Initial Public Offering)とは新規株式公開の事。株式を証券取引所をとおして上場して、株式市場で売買を可能にすること。
ipo株とは
ipo株とは
- 株式を上場するにあたり新規に株を発行したり、上場前から株を保有している既存株主が売出した株の事。このipo株(新規公開株)は証券会社から申し込みを行う事によって購入することができます。(多くの場合、申し込みに参加する人が多いので抽選になります。購入価格は公開価格と言って抽選日に決まります。)
ipo株に抽選申込をして株を手に入れることにより利益がでるか?
- 絶対ではありませんが、過去のデータを見ると初値(上場日初めにつく株価)で売れば利益が出る場合が多いです。(1銘柄に当選し初値売りした場合数千円〜数十万円の利益が見込める)
- ・2022年12月上場のipo株に当選し、初値売りした場合の利益額一覧はこちら
・2023年1月~4月上場のipo株に当選し、初値売りした場合の利益額一覧はこちら
なぜipo株を初値で売ると利益が出る場合が多いのか?
- ipo株は割安で値付けされ(ディスカウント)販売される場合が多いため。
- ipo株の多くは成長が期待される新しい企業が多く、長期保有目的で買う人が一定数いるため。
- 株価とは株を買いたい人(需要)と、株を売りたい人(供給)のバランスで決まるため。(ipo株は既存株主が株を売れない期間(ロックアップ期間)が設定されている事が多く、株式市場に放出される株が一時的に少ないこと、元々の発行済株式数が少ない事も多いため。)
損失が出る可能性はあるか?
- 投資家から人気がない銘柄(企業)の株は公募割れと言って初値が公募価格(購入価格)を下回り損失が出る可能性があります。その他、災害の発生、上場日までに急速に地合い(株式市場全体の流れ、投資家のマインド)が悪化した場合なども公募割れする要素になります。
- 公募割れしそうな銘柄については事前に吸収金額や事業内容をチェックすることによりある程度予想ができるので割れそうな銘柄には申込をしないなどの対応が可能です。
- 公募価格割れするIPO株銘柄の特徴、要素はこちら
ipo株は当選しやすいか?
- 大幅に初値上昇が期待できる銘柄の場合は当選することは稀です。(申込を続けていればチャンスはあります)。投資家から人気のない公募割れ濃厚な銘柄の場合は当選することもありますが、公募割れしそうな銘柄には、申し込まない方が無難です。
その他
- IPO株の当選確率を増やすために開設しておきたいおすすめの口座はこちら
・大和証券
・野村證券
・松井証券
投資する際の注意事項
- 証券口座を開設する際は、口座種類は「特定口座(源泉徴収あり)」で開設すると確定申告が不要なので便利です。配当金受取は「株式数比例配分方式」が良いと思います。
- 投資、相場において絶対はありません。日本は自然災害などのリスクも多い国です。投資は全額を失っても問題ない範囲の「余裕資金」で行うよう心がけましょう。